なりたかった髪型と現実

中高生の頃は、北川景子嬢のような、沢尻エリカ嬢のようなサラサラストレートヘアに憧れて超絶怒涛の天然パーマに毎日ストレートアイロンをかけていた。


美容院での

私「傷んでるとこ切ってください」

美容師「丸坊主になるけど」

というやりとり以降、ストレートヘアは諦めた。


これだけ医療技術が発展してるんだから私が大人になった頃には生えてる毛じゃなくて毛穴自体の歪みを矯正する技術ができてるだろうと達観していたけど今や33歳。他力本願、よくない。



真木よう子さんのようなベリーショートも、きっと私に会う人々の脳内に自ずとジャクソン5が流れ出すことだろうと思ってやめた。



そして逆にパーマをかけることを覚えた。

はっきり言ってとても楽!!!!

朝シャワー浴びてムースつけて乾かさなくても(むしろ乾かさない方が)セッティング完了。

なんじゃこりゃ今までの苦労は。


それでも私は何か理想のビジョンを求める性質は止まらない。

ガラスの仮面月影先生を目標にした。


前髪をね、伸ばしたんですいけるとこまで。

これがまた俯いてても、風が吹いても何しても最高に煩わしい。

月影先生そういえば風が吹いてるとこにいるイメージない。


だいたい気付いたら両耳にぴったしぴっしりかけてるよね、もう無意識に。


トイレで手を洗ってふと前の鏡を見たら、そこにはトレンディエンジェルのたかしがいたわ。


月影先生を目指してたかしになったんだから、理想に対して現実って口で言う以上に厳しいなって。

この現実にショック受けつつなんとかして生きてる私もみんなも素晴らしい!

いつかそうなれると信じて、美容師さんを巻き込んでの飽くなき戦いを続ける!!